こんにちは、ねこふたたです!
今回は、脱毛サロン『シースリー』が倒産したとニュースで知り、驚きました。
利用者は辛い思いをしていると思います。
そこで、返金される可能性はあるのか・倒産した理由について調べてみました。
支払方法によって、取れる対応が変わるようです。
では、さっそく見ていきましょう!
・シースリーが倒産した理由
・シースリーからの返金について
・残金を支払わなくてもいい場合がある
・これからする事について
C3(シースリー)とは?
C3(シースリー)は、2007年8月に設立された女性専用脱毛サロン、運営元は株式会社ビューティースリーです。
このサロンは、高級ホテルをコンセプトした完全個室と、無料カウンセリングや24時間オンライン予約のサービスを提供し、多くの女性から支持を受けています。
特に、追加料金なしで回数無制限に脱毛が受けられる通い放題プランは大変人気を博し、サロンは全国に63店舗展開されていました。
プランは、6回だけ通える全身脱毛6回完了コースと一生涯通える生涯通いホーダイの2つが用意されていました。
では、人気のプランがあったシースリーがなぜ倒産したのでしょうか?
シースリーの倒産理由は?
シースリーの負債総額は、債権者約4万6000名に対して約80億円です。
2017年7月期には売上高17億3958万円にもなっていましたが、現在は10億2448万円の赤字を出すほどになっていたようです。
2023年9月25日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日破産手続き開始決定を受けました。
では、根本的な理由は何があったのか見ていきましょう。
新型コロナウイルスの影響
新型コロナウイルスの感染拡大により、この期間の売上の急激な減少は、資金不足の原因となりました。
店舗数の増加・新規顧客の減少
店舗数を100店舗の出店を目指しましたが、資金が厳しく計画を見直していました。
価格競争やサービス品質の向上が求められ、予約の取りにくさを改善するため、超高速脱毛器の導入を進めていたようです。
追加料金なしで回数無制限というサービスは、既存顧客を増やしましたが、新規で来る人は減っていく一方でした。
多額の広告費用
シースリーは有名なインフルエンサーを利用した広告宣伝を行っていましたが、その費用対効果が見合わなかったのも一因です。
広告費用の増加が収益を上回り、経営に悪影響を及ぼしたのではないでしょうか。
最近では給料の増額傾向があり、固定費が増えていたのも一因のようです。
これらの要因が組み合わさり、シースリーは倒産に至り、自己破産を選択せざるを得ない状況に追い込まれました。
引用元:よくあるご質問 – 株式会社ビューティースリー 破産管財ホームページ (beauty3-kanzai.jp)
シースリーの支払いはどうなる?
シースリーの利用者はこれからどうなるのでしょうか?
以前に、脱毛サロン「脱毛ラボ」が倒産した時と同じようになると思われます。
返金・対処法
まず、返金について知りたいですよね。
結論から言うと、配当される金額も一律で、全額返ってくる可能性は低いとみていいでしょう。
ですが、支払方法によっては少しでも支払わないようにできるかもしれません。
一括払いした場合
一括払いした方は、残念ですが配当を待つしかない状況です。
こちらは公式「よくあるご質問」に記載されているものになります。
Q2-3 配当があるかどうかはいつ頃分かりますか。
A 配当の有無については、現時点で具体的なスケジュールをご案内することは難しく、後日、破産管財人による換価業務や負債の調査が完了したのちに、破産管財人から債権者の皆様にご報告します(本ホームページに掲載する方法により報告します。)。引用元:https://beauty3-kanzai.jp/faq
この配当が確保されるときには、破産手続きの一番最後です。
現時点では、利用者が取る手続きはないとされています。
残りの未消化分も事業が停止しているため、受けることができません。
しかし、FAVORIX BEAUTY株式会社がサービスの一部を引き継ぐようで、下記の店舗は施術が受けられるそうです。
何が利用できるのか、下記の連絡先へお問い合わせください。
泣き寝入りするしかないなんて悔しい!
分割払い・引き落としをした場合
分割・引き落としの場合、コースの未消化分がある方は、その分を支払わなくて済む事があります!
方法は2つです。
2、消費者センターに相談
1つ目は、カードの支払いを停止できる可能性があります。
カード会社に連絡して、倒産したことを説明し、支払いを止めてもらいましょう。
利用者は「抗弁権」が使えます。
クレジットカード会社に「支払停止の抗弁書」を提出すれば、止めてもらえる可能性が高いのでやってみる価値はあります。
しかし、止めた後に代替サービスなどが使えなくなることも考えられますので、気を付けておきましょう。
「支払停止の抗弁書」のダウンロードはこちら
2つ目は、消費者センターに相談することです。
どうしたらいいか分からなくなった時に相談すれば、何をすればいいか教えてくれます。
カードの停止を拒否されたときに、消費者センターに頼れば停止できたという例もあります!
虚偽メールに注意!
シースリーの前に破産した脱毛サロンで、虚偽メールが横行していた事例があります。
もし、シースリー関連からメール・電話がきた場合、「お金を支払えば、優先して配当を受けることができる」等が来ても無視してください。
配当される時に、支払いを要求されることはありません。
不審なメールがあれば、お問い合わせに連絡しましょう!
今回の倒産で従業員の8月分の給料も払われていないのが現状のようですので、利用者に配当される確率は極めて低いと思われます。
まとめ
今回は、「シースリーの倒産」について調べてみました。
この記事が参考になれば幸いです。
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