こんにちは、ねこふたたです!
今回紹介するのは、車の「シャコタン」。
シャコタンの由来は「車高短」から来ています。
お出かけ中、車に目を向けるとたまに遭遇する「車体の下が地面と近い車」
これをシャコタンと言いますが、見た目から言うと地面を削りそうでヒヤヒヤします。
そこで、シャコタンは違法なのか・車検の通り方・メリット・デメリットについて紹介しています。
一緒にシャコタンのことを知っていきましょう!
シャコタンとは?
シャコタンとは、車高を低くするカスタムを行っている車のことを指します。
車高を低くするカスタムは『ローダウン』といいます。
シャコタン | ローダウン |
・車高を地面ギリギリまで下げること | ・専用の短いスプリングに変えることで車高が下がる |
・ファッション目的 | ・目立たず、レーシングカーのように安定感が出る(運動性能向上) |
『シャコタン』と『ローダウン』にはこのような違いがあります。
カスタムする際にイメージを間違わないように注意してください。
このカスタムは、バンパーを下げているのではなく、自動車の最低地上高を下げているので、車内も一緒に下がります。
※最低地上高=車高
車検の通り方は?
ここで不安になるのが、車検に通るかですよね。
車検で絶対チェックしたいのが、2つの高さです。
☑車高に入らない部分が5cm以上(エアロパーツ等)
1995年から規制緩和され、既定の最低地上高9cmまでなら車検に通ります!
しかし、明らかに車高が9cmもない自動車があります。
それはエアロパーツで低く見せているのです。
エアロパーツとは、車の空力全般をコントロールし、走行性能を向上させる外装部品を総称した呼び名です。引用元:ネクステージ
エアロパーツは最低地上高に含まれないので、条件を満たせば、5センチ以上の高さまで下げることができます!
エアロパーツ以外にも含まれない部品があり、
・足回り部分
・サスペンション
・ブレーキドラム
・ロアアームの下端
・自由度の高いゴム製のパーツ
など、可動する部分が色々あります。
シャコタンは違法で捕まるの?
結論から言うと「規定範囲内」であれば違法ではないので捕まりません!
1994年までは規制があり、スプリングを短く変えたりするのに、陸運支局の許可が必要でした。
『シャコタン』も違法改造になっていましたが、1995年から規制緩和され既定の最低地上高9cmまでならOK!届け出る必要はありません。
「道路運送車両法」という不正改造を取り締まる法律があります。
違反した場合は、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金が科せられます。(道路運送車両法第99条の2、第108条)
その後、保安基準に適合するよう整備の指示を命じられ、また違反すれば50万円以下の罰金の対象となります。
メリット・デメリット
シャコタンのメリットとデメリットを表にしてみました!
- 段差に対して平行にする
- 左フロントタイヤを鈍角をキープして段差にのせる
- 次に右リアタイヤも同じようにのせる。
- その後、右フロントタイヤ→左リアタイヤ
これが一番いいですが、余裕がないと難しいので、「左前→右前→左後ろ→右後ろ」でも大丈夫です!
見た目重視の方がすると思いますが、カスタム前に普通の車で練習してみるのもいいですね!
まとめ
今回は『シャコタン』について紹介していきました!
・車検は9cmと5cmに注意する
・「シャコタン」と「ローダウン」は目的が違う
・「段切り」テクニック
ワイルドな感じで憧れる人も多いのではないでしょうか?
法律をしっかり守って、あなた好みのカッコいい車にしましょう!
コメント