花火の色の仕組み
こんにちは、ねこふたたです!
今回は、「花火の色が変わる理由」「花火が2色になる仕組み」ついて、簡単に詳しく紹介していきます。
さっそく本題に入っていきましょう!
花火の色が変わる理由
まず花火の色が変わる理由ですが、それは「炎色反応」があるからです!
炎色反応とは、金属を燃やした時に、金属の種類によって色が変わる仕組みのことを言います。
花火玉の星に、目的の色の金属を混ぜて作るので、色が変化していくのです!
(黄色を作りたいなら、ナトリウムを混ぜる 等)
金属による色の違い⇩
この炎色反応を利用して、花火の色を変えています!
次に、花火が2色になる仕組みです。
花火が2色になる仕組み
2色になる仕組みについては、花火玉の構造を知る必要があります。
花火玉には「星」という火薬が含まれています!
①親星と②芯星を違う色にすることで、グラデーションの花火にしています!
星は親星の色から見えて、どんどん芯星の中心の色に変わります。
これが時間によって色が変わる仕組みです。
応用編(星の中身)
星の構造も見ていきましょう。
応用編では、下記のような花火があります!
日本の花火は変化するのが特徴で、画像の変化菊は外側が紫・内側が水色です。
-変化菊-
花火玉に入っている星の構造は、基本3層になっているので色が変化してみえます。
①→②→③の順で色が変わります。
変化する花火には「引先」という名称がついたものがありますが、これは花火が1回開いた後に咲く、一回り大きい花火のことです。
この、引先が紅から緑に変化するものを「引先紅緑」と言います。
上の画像のような花火玉は、「型物花火」といって赤いハート型に花火が咲きます⇩
⇩打ち上げ花火の種類についてはこちらをご覧ください。
丸いきれいな花火を作ることは難しく、花火師は「玉皮(たまかわ)の厚さ・割薬・星の大きさ」を微調整して仕上げていきます。
玉皮が均一の厚さにならないと、歪んだりするみたい
熟練の技が必要なんだね!
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